【その77】せち焼きと親友。
「親友とせち焼き。」と書いてみたら何だか恥ずかしかった。
もうかれこれ10年以上。いや15年ちゃうの?
親友、心友、深友、芯友。真友・・・って!!
何人おんねーーーーん!(笑)
たったひとりの大親友です。
以前の記事に書いたこともあるんじゃー。
そうそう。その親友とせち焼きを食うてきたんじゃ!!
美味しいやんね!大好き!せち焼き!!
え?
「せち焼き」をご存知ない???
えええっ!!
そりゃそうでしょう。
「おばちゃん、焼きそばを卵でせちごうてくれ!」
(せちがう=無茶苦茶にする)が発祥の
おばちゃんが、あっという間に、鉄板の上でせちごうてくれます。
「兄ちゃん、われ、いいかげん、せちごうたろかい!(怒)」と喧嘩文句にも使うそうな。
お味はご想像の通りじゃ!
うまかったなー!また食べたいなー!!
…って昨日のように話すけど、1年半も前の話。
スマホを見てたら画像が出てきたんじゃ。
写真は腐らんのう。
あとはトークの腕次第じゃ!わっはっは!!
お店のまあまあ近くの海。
親友は、難病を抱えている上に白血病。
難病は彼から「食べる」楽しみも奪った。(点滴で生きている)
最近の口癖は「眠い」と「億劫」。
わしは彼に何ができるだろう。
何もできないから、一方的に頼ってる。
話したいときだけ、わーっと電話してる。
絶望を通り越したどこかに立っている彼に
それでも、わしは頼って甘えたいと思う。
親友をこんな目に遭わせた運命をせちごうたろか!!
また一緒にせち焼き食おうぜ。
温泉も、また行こうぜ。
ドライブして、あれこれあそぼうぜ。
わしも精神障害者になってしまったけど。
どうしたもんやろうな、親友よ。